STAFF VOICE 01

M.K. 土木部 / 2018年新卒入社

「重機を動かす女性ってかっこいいんじゃない?」
それが入社の動機でした。

― 建設業界の中でも、特に土木の仕事をする女性はまだ少ないですが、志したきっかけは?

高校を卒業して就職するにあたって、もともと自分のやりたいこと・興味があることが固まっていたわけではありませんでした。ただ、「人と違うことがしたい」という漠然とした思いを持っていました。美容系や事務などいろんな職種の会社を見学してまわっていて、その中に土木も含まれていました。横山建設を見学した時、女性の方も働いていることを知り、そこで「私にもできるかな?」と興味がわいたのがきっかけでした。それに、職人さんたちが重機に乗っている姿がかっこいい。男性社会のイメージがある業界なので、学校の先生は事務職を勧めてくれましたが、挑戦してみたいという気持ちが勝ってこの世界に飛び込みました。

― 仕事内容について教えてください。

入社した2018年は西日本豪雨の災害があった年で、熊野町周辺もあちこちで大きな被害がありました。この年は重機に乗って災害復旧活動に携わることが多かったです。そこから1年経ち、現場管理の仕事を任せてもらうようになりました。それから産休前だったこともあり、事務所での書類仕事がメインになっています。日々の点検や県に提出する施工管理の書類などを扱っています。

― 印象に残っている仕事は?

やはり西日本豪雨の災害復旧活動です。私は入社してすぐで、重機の資格を取得したばかり。何をしていいかもわからないし、かといって先輩社員にずっと指示してもらうのも人の足を引っ張りかねません。わからないなりに自分ができることを考え、手作業をメインにしていました。そんな中、地元の矢野で作業をしていた時に被災された方が「助かってるよ、ありがとう」と声をかけてくれたんです。まだ入社してすぐだけど、それでも少しは人の役に立てたことがわかり、うれしかったですね。

― 現在育児休業中とのことですが、復帰後の目標はありますか。

今までは仕事だけに集中していればよかったですが、今後はそうもいきません。気持ちとしては仕事と育児をきちんと両立したいと思っています。周りから「男性社会の業界でここまで手厚くしてくれるってすごいね」と言われていて、とても恵まれた環境に身を置いているのだと感じています。恩を返すためにも、どちらもがんばっていきたいと思います。

― 求職者の方へメッセージをお願いします。

私はバイト経験もなく入社して、男性がほとんどの年上の方ばかりの職場でどうあるべきか、最初はよくわからなくて戸惑いました。例えば、「みんなでご飯に行ったら率先して飲み物を配ったり、料理を取り分けたりするべき?」とか。でも横山建設では、性別や年齢に関係なく、自分のことは自分でするというスタンス。仕事においても基本的なことは教えてもらえますが、とりあえず自分でやってみて、という感じです。そうやっていろいろ経験し、入社から今までを振り返ってみて、案外できるな、と手ごたえを感じています。最初は受け入れてもらえるかどうか不安だと思いますが、未経験だから、女性だからといって全くできないことはありません。迷っているならぜひ入社を考えてみてください。

STAFF VOICE 02

K.M. 土木部 土木部長 / 2002年中途入社

土木工事はすべてが「一品製作」。完成時は、いつも新鮮な気持ちで達成感を味わっています。

― 入社したきっかけは何ですか。

同じ熊野町内の別の建設会社で働いていたのですが、そのころから熊野では一番安定している土木会社と評判でした。それから横山建設の仕事をさせてもらう機会があり、知り合うきっかけになりました。もっと大きなところで働きたいという気持ちがあり、管理者として入社しました。

― 仕事内容について教えてください。

現在の横山建設の土木部社員は管理者がメインですが、私が入社したころは職人さんが多い会社でした。私はそこに初めての管理者として入社し、職人さんを引き連れて現場監督として働くようになりました。そこからだんだん協力会社も増え、管理者として何件かの仕事を持つような形になっていきました。管理者の仕事は、職人さんが作業できるように段取りをすること。もちろん直接現場で作業するのは職人さんですが、私自身も計画段階から携わっているので、完成した時の職人さんと同じように達成感を味わっています。特に、街の中でも有名な通りの交差点の工事などは気持ちの大きさが違いますね。

― どんな時にやりがいを感じますか。

工事で品質を優先するか、利益を優先するかは人によって考えが異なるところですが、私は前者のタイプ。公共工事の場合、本当にいい仕事をすると優良工事の表彰を受けることがあります。私はここ10年で2回ほど受けることができましたが、一度でも表彰されることがステータスになるんです。こういった形で評価されると喜びもひとしおです。

― 仕事をする上で心掛けていることは?

私たち管理者は職人さんを遊ばせるわけにはいかないし、発注者を困らせるわけにもいかない。また今は西日本豪雨災害で復旧工事を待っている地元の人々を待たせるわけにもいかない。3方向、全てに気を配って仕事をするべきですが、自分の中で最も大事にしているのは何かと考えると、そこに住む人々なんですよね。住んでいる人にとっていい仕事をしたいと強く思っています。最近特に面白いな、と思って取り組んでいるのは、熊野町内にある「さとの駅 トモ・ビオパーク」の工事です。ここは町内でも人気の子どもたちが遊べるアスレチックや遊具をつくったりしているところです。とにかく自然を大事にということで、なるべくコンクリートは使わず石を使って工事しているのですが、こういう楽しく地域貢献につなげられる仕事もいいな、と感じています。

― 求職者の方へメッセージをお願いします。

最初にも言いましたが、建設業の魅力は達成感です。私たちの仕事は言ってみればすべて一品ものです。決まった形のものはひとつとしてなく、現場それぞれで違います。計画を練るのは大変ですが、図面を見ながら「ここに道がこうなって……」とかイメージしながら作業を進めていくと、完成したときの喜びは本当に大きい。また、道路なんかだと、舗装したら開通式をして、いの一番にそこを走るのが私たちの特権(笑) そういう魅力もあります。

STAFF VOICE 03

T.H. 生コン 工場長 / 2009年新卒入社

お客さまからの評価が何よりの励みに。
誇りを持って働ける職場です。

― 入社したきっかけは何ですか。

大学では建設工学科で学んでいて、土木が専攻だったこともあり、大学の先生から紹介されて入社しました。

― 仕事内容について教えてください。

生コンクリート工場で勤務しています。取引先からの受注対応や、原材料の受け入れ作業、生コンクリートの製造業務、機械のメンテナンス、生コンクリートの品質管理・検査など、業務は多岐にわたります。

― どんな時にやりがいを感じますか。

横山建設はJISマークの認定工場で、しっかり品質を管理・維持しているため、数年連続で表彰されたことがあります。同じ生コンクリートでも、材料によってランク分けされ、質も異なります。当社ではいい材料を使っているので、非常に質が高く、お客さまにも喜ばれています。横山建設の生コンクリートは質がいいから、と使ってくれているお客さまもいます。そういう評価を聞くと非常にうれしく思います。

― 仕事をする上で心掛けていることは?

生コン工場には危険な場所もあります。アルバイトを含めて20名ほどいる工場のスタッフには、安全作業・安全運転を徹底してもらっています。それでこそ質のいい生コンクリートを製造することができます。お客さまとも積極的にコミュニケーションをとり、今後仕事の幅が広がればいいなと思っています。

― 生コン工場事務所が2022年に改装されました。働きやすさに変化は?

以前の建物は、たしか平成のはじめごろに建てられたもの。今回の改装でしっかりした建物になりました。工場は騒音も多くて、事務所での電話対応時に困ることも多かったのですが、今回窓がペアガラスになったことでかなり電話対応がしやすくなりました。快適に働けています。

― 求職者の方へメッセージをお願いします。

生コン工場では、若い方から高齢の方まで、幅広い年代の方が働いています。未経験であっても、しっかりサポートするので、安心して働いてもらえると思います。新しく入社する方が楽しく働ける環境を整えています。